Y・Yさん72歳女性、肺炎治療後のコウケントー光線療法

Y・Yさん72歳女性、肺炎治療後のコウケントー光線療法

風邪をこじらせて肺炎になり、救急搬送されてそのまま1週間の入院治療を行い退院してきました。

ただ呼吸が苦しいため、体が重だるく、しんどくて、家でも横になっていることが多いそうです。

自宅に光線治療器は1台あるものの、やる気がしなくて娘さんがネットでたんぽぽを見つけて来院しました。

まずは血中酸素飽和度を測ってみたら96%あったので一安心。顔色も良いですが、咳がたまにあり、今までのように買い物でスーパーの中を歩き回ると息切れがするようです。

どの病気でも言えることですが、高齢になってくると病気にかかったあとも抵抗力や抗病力の弱さから回復が遅れることはあります。

かと言って、病院ではとくに治療を施すこともないような症状に、コウケントー光線治療は役立ちます。

通常は3000‐5000番や5002‐5002番などを使いますが、様子見で3001‐5000番を使います。

両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・腰部・肩甲骨間部・左右咽喉部を合計40分間照射。

光線照射後、Y・Yさんは胸のつかえが取れて、楽になった感じがすると喜んでいました。

3日間空けて4日目に2回目の照射を行いました。治療用カーボンは同じ、照射部位も同じ。

1回目よりも体がポカポカして気持ち良く、さらに呼吸しやすくなっていると喜ばれました。

5日後に3回目のコウケントー全身治療では、治療用カーボンは下半身は3001‐4008番、上半身は3000‐5000番に変更。照射時間は合計60分間に延長。

光線治療後、ジワッと汗が出て体全体がスッキリして軽くなったと喜んでくれました。

3回目の光線治療後にY・Yさんから、6台で行う光線療法はとっても気持ちが良く家では到底出来ないので、月に数回は当てに来たいと言われました。送り迎えをする娘さんも一緒に光線治療を行うことにしました。

今回はとても上手く症状の回復が見られた良い例です。

皆さんに知ってもらいことですが、コウケントー光線療法は当てた回数や時間に比例して身体の回復力や抵抗力が高まります。

場合によって、回復力や抵抗力の高まりすぎて、症状を一気に出して治そうとする働きが強く出てしまうことがあります。

例えば、今回の肺炎の光線では、咳込むことが多くなった、呼吸がしづらくなったなど、逆に症状が悪化した?と思われることもあるんです。

これは、肺の抵抗力が強くなった証拠ですが、ビックリしますよね。なのでどんな症状でも、様子を見ながら当てることが大切になります。

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