N・Oさん77歳男性、慢性膵炎の背部痛のコウケントー光線治療
自宅で、1台の光線治療器で、慢性膵炎の光線治療を行っていましたが、なかなか背中の痛みが取れずに、治療方法の相談と光線治療を受けに来院。
たまに、上腹部のモヤモヤ感があり、食欲が湧かないこともあるそうです。
こういう時の光線治療は、まず様子を見ながら、行っていきます。
治療用カーボンは、3001-5000番から始めていきます。
照射する部位は、両足裏部10分間、両足首部・両膝部を各5分間、腰部・背正中部・肩甲骨間部を各10分間、後頭部・左右咽喉部を各5分間。しばらくは、腹部の照射は、行いません。
光線照射後は、軽くマッサージをしてあげると、背中の痛みが楽になります。
週に1回の来院と、自宅治療は、両足裏部・両膝部・腰部・背正中部を各10分間でお願いしました。
治療開始2ヵ月目から、腹部・上腹部を追加照射5分間。治療から半年後に、背中の痛みが楽になっています。
たまに背中の鈍痛が出るようですが、自宅治療と通院治療(月2回)を継続中です。