M・Kさん46歳女性、乳癌術後の腕が上がらないコウケントー光線治療
右乳房全摘と右リンパ節郭清を行いました。
術後の傷痕と右腕の重だるさ感が強く、右腕をまっすぐ、上にあげることは出来ない状態でした。
また、左腕と比べて、むくみが指先まであり、むくみ外来に月に1回通院中。
もともと、両親が光線治療器を自宅に持っていて、光線の良さは知っている。
自分では、できない為、たんぽぽに来院。
皆さんに、知って欲しいことは、傷跡の痛みは、傷跡に直接、光線照射するといいと思います。
しかし、それ以外の症状は、例えば、むくみ、しびれ、腕が上がらないなどの患部に関しては、始めから、その患部を当てないということです。
では、どのように当てればいいでしょうか。
全身の部位をくまなく、当てることです。血流をグンと上げることで、術後の回復力を高めましょう。
初めから、むくみやしびれのある右腕を、当てると、むくみやしびれが強くなる場合があります。
忘れて欲しくないのは、全身はすべて、繋がっていること。
極端なことを言えば、両足裏部だけを当てていても、右腕のむくみやしびれが取れることもあるということ。
彼女は、週に1回の通院治療を1年間続けたことで、傷跡はなくなり、むくみとしびれは解消し、右腕は、手術前と同じように動かせるようになりました。
現在は、健康維持のため、月2回の通院治療を継続中です。