H・Mさん50歳女性、ばね指のコウケントー光線治療
左右の母指がバネ指でたんぽぽ光線を当てに来院されたH・Mさん。
どうしても注射や手術は嫌なので、光線で治して欲しいとのことでした。
バネ指は、肩こり、背中こり、首こり、腕こり、胸こりなど筋肉がこわばり、指先の血流が悪い状態で何か作業をしているとなりやすいです。
はじめに診るところは、上半身のこりと姿勢をチェックします。
光線照射は3001-4008番を使って、両足裏部・両足首部・腰部・腰上部・肩甲骨間部・後頭部・左右咽喉部をよく当てます(40分~60分)。
その後で、上向きで大胸筋や腕をほぐし、下向きで首・肩・背中・腰をほぐします。
通院治療を週に1回行って、右親指は2ヵ月間で完治して、左親指は7ヵ月間で完治しました。
今のところ再発はありませんが、月に2回の通院治療は継続中です。
※おまけ
H・Mさんは右利きです。
なぜ右母指の方が早く治ったのでしょう?
右は使いすぎるから治りが悪いはず・・・。左はそれほど使わないから早く治るはず・・・。
すべてに当てはまることではありませんが、だいたい利き手は普段からよく使うので血流が良くなりやすく、治療効果が早いです。
それに比べて利き手でない方は、利き手よりあまり使わないから血流が停滞しやすく、治療しても治りが遅いです。