坐骨神経痛様のキヤッとする痛み、手のしびれは筋肉のコリが原因の場合が多いです。
I・Mさん50歳男性、解体業のお仕事をされていますが、左の坐骨神経痛で整形外科を受診。
坐骨神経痛は、腰椎4番と5番が少し狭くなっていて、それが原因と言われました。
H・Aさん44歳女性、ネイルサロン経営で右手にしびれが出て、念のため病院を受診。
多少ストレートネック気味と言われたそうで、しびれの原因だといわれたそうです。
お二人とも、湿布と痛み止めで様子を見ることになったそうですが、併用して光線治療を当てに見えました。
まず坐骨神経痛の光線治療は、3001-4008番を使って、両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・後大腿部・腰部・背正中部に照射。
光線照射後に、お尻の筋肉をよく揉みほぐします。
実は、お尻の筋肉が硬くなると真下にある坐骨神経が圧迫されてキヤッと痛みが走ることがあります。
「お尻コリ」が原因であることもありますから、しっかりとお尻をほぐしてあげてください。
光線治療とマッサージを3回行い、坐骨神経痛様の痛みは楽になりました。
次にネイルサロンのH・Aさんは、仕事柄、背中を丸く同じ姿勢を長時間していますので、首だけでなく、腕や胸のコリが強くなっています。
手のしびれの光線治療は、3001-4008番または3002-5000番のどちらかを使って、両足裏部・両膝部・腹部・腰部・後頭部・左右咽喉部・胸部に照射。
光線照射後に、大胸筋・腕全体・腰背部を中心によくほぐします。
実は、手のしびれの多くは「胸コリ」「首すじのコリ」が原因である場合もあり、軽く胸(←鎖骨のすぐ下の部分)や腕全体をほぐすと良いです。
週に1回の通院治療を4ヵ月でしびれは消失しました。
筋肉はコリ過ぎると、血管や神経を圧迫して血流障害や神経障害を起こすことがありますから、光線でよく筋肉を柔らかくして、そのあとに筋肉を直接ほぐすといいでしょう。