膝関節の痛みを和らげる可視総合光線療法

実践治療 報告集P76
57歳 男性
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もともと健康には自信があり、歩くのも達者でしたが、今年になって右膝に痛みを感じるようになりました。
しだいに痛みが増してきて、膝をかばって歩くうちに、腰もも痛みが出てきて、階段や坂道を下るのがつらくなりました。
建築関係の仕事なので、ときどき現場に行くこともあり、膝が痛いのには困りました。
整形外科を受診したところ、変形性膝関節症と診断され、痛み止めと湿布薬をもらいました。
痛み止めの注射でもよくなりません。趣味のゴルフもできず、張り合いもなくなりました。
そんな折、仕事関係の人から光線治療のことをうかがいました。早速、光線研究所附属診療所を受診し、光線治療を受けました。
光線照射は、とても温かく気持ちがよいものでした。
しかし、最初の治療のあと、症状の変化が全くなかったので、本当に効果があるのかと心配になりましたが、しばらく通院することにしました。
5回ほど治療に通うと、階段や坂道の下りが少し楽になった気がしましたので、友人に誘われてゴルフをしました。
少し不安でしたが、無理をしなければ、ゴルフができたので笑顔になれました。その後、朝起きるときに腰の痛みが出て、起き上がるまで30分ほど腰をさすっていました。
通院治療のときに、腰の治療時間を増やしてもらうと、徐々に腰の痛みが楽になりました。
先日またゴルフに行きました。最初のうちは、膝痛・腰痛の再発が不安で、おそるおそるのスタートでしたが、クラブを振っても痛みもなく、以前のようにプレーが楽しくできました。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番を使用。
照射部位・時間:両足裏部・両膝部・両膝裏部を各10分間照射、両足首部・腹部・腰部・右膝部(1号集光器使用)を各5分間照射。
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