光線研究 第５６８号
光線療法は、低下している基礎体力や免疫力を高めつつ、帯状疱疹の疱疹や神経痛を速やかに治し、帯状疱疹後神経痛になった場合でも、その痛みを治すのに有効な治療法です。
■照射部位
―間接照射―
体力・免疫力の低下を引き起こしているような慢性疾患があればその光線治療も必要です。
特にそのような疾患がなければ、基本照射を行います。
―直接照射―
疱疹がでている患部、神経痛のでているところに１号集光器で、数ヵ所に分け、各１０分間位照射します。
痛みが強い場合には、患部への照射時間を長くしたり、１日に行う回数を増やすことも有効です。
また、痛みが慢性化している場合には、治癒に長期間かかる場合もあり、根気よく光線治療を続けることが必要です。
水痘、帯状疱疹ウイルスは、ほとんどの人が体内に持っていますので、これを再活性化させないために、日頃から光線治療をよく行って、過労を避け基礎体力や免疫力を高めておくことが必要です。
■治療用カーボン
３００１－３００２番、４００１－４００２番、４０００－４００９番などの組み合わせを使います。
痛みだけの時は、３００１－４００８番や３００２－４００８番を使うこともあります。
