筋緊張性頭痛に可視総合光線療法
可視総合光線療法 実践治療 報告集P103
28歳 女性
大学生になってから、頭痛を感じ始めました。
20歳のときに、病院でCT検査を受けましたが、とくに異常はなく、筋緊張性頭痛と診断されました。
その後も頭痛はよく起こりましたが、市販の頭痛薬やストレッチ体操で紛らわしていました。
同じ姿勢でいると首の後ろが苦しくなり、後頭部が絞めつけられるように痛みましたが、肩回りをゆるめるストレッチをしたり、首をゆっくり回しているうちに、自然と治まっていました。
しかし、その痛みが一日中続くようになり、頭痛だけでなく、目のかゆみも出てきました。
1年前からは、さらに左の唇がピクピクと痙攣し始めたので、鍼治療を受けることにしました。
鍼灸の先生には、「肩こりと冷えが強いです」と言われ、睡眠不足や疲労が、痙攣の原因のひとつになっているかもしれないとのことでした。
もともと寝つきが悪く、眠りも浅いほうだったので、根本からからだを治したいと思うようになりました。
そんな話を祖母にしたところ、光線研究所附属診療所に行くように勧めてくれました。
光線研究所附属診療所を受診したのは、ちょうど8月の暑い時期でしたが、足の温度が28℃しかありませんでした。
先生からは、「からだが冷たいために新陳代謝が悪く、からだのむくみや筋肉のこりが起こって痙攣するのではないか」と言われました。
これまで、夏でもあまり汗をかかなかった私ですが、1回の光線治療で気持ちよく汗をかくことができました。
その日の晩は寝つきもよく、朝までぐっすり眠ることができました。
その後、4回の光線治療で痙攣が治まり、頭痛や肩こりも楽になって、目もすっきりしました。
光線治療治療用カーボン:3002-5000番。
照射部位・時間: 両足裏部・左口唇部を各10分間照射、両膝部・腹部・腰部・後頭部・左右頚部(1号集光器)・左右こめかみ部(2号集光器)を各5分間照射。