不整脈の可視総合光線療法
光線研究 第559号
不整脈の原因は、狭心症、心筋梗塞などの心臓の筋肉の障害、ホルモンや自律神経のバランスの崩れ、薬の副作用など、ある程度原因が特定出来るものがあります。
また、加齢や高血圧、喫煙、睡眠不足、冷え、精神的ストレスなど心臓に負担をかける様々な要因が重なって起きる場合もあります。
従って、自覚症状がなくても健康診断で不整脈を指摘されたり、動悸や息切れ等を感じたら必ず専門医の診察を受け、適切な指導を受けながら光線治療を併用して下さい
可視総合光線療法
光線治療は全身の血液循環を改善させ、心臓のポンプとしての負担を軽減したり、冠状動脈や微小血管を拡張させます。
また、ビタミンD産生を介してカルシウム代謝を調節したり、コレステロールを低下させるので動脈硬化の予防や心臓機能の強化に有効です。
そして、新陳代謝を活発にし基礎体力を充実させて、自律神経のバランスを整えるので、刺激電導系の安定に寄与します。
これらの働きを総合して原因が特定出来ない場合も含めて、脈の乱れを是正していきます。
光線治療
治療用カーボン3000-5000番、5002-5002番を使用。
照射部位
両足裏部・両足首部・両膝部・肩甲骨間部を各10分間、左右咽喉部を各5分間照射。
肩こりや頭痛を伴う場合は後頭部・左右こめかみ部を適宜追加照射。
動悸が強い場合は左肩甲骨下部を照射することもある。