経過観察中の側彎症のコウケントー光線治療は、光線照射をしっかりと行い、こわばった筋肉をとにかく柔らかく保つように努力していきましょう。
側彎症の方は、頚部・肩部・背中・腰部・臀部の筋肉の過緊張、そして体が傾いている側の太ももにも体重が乗る為、太もも前面の筋肉の過緊張が見られます。
体全部を触ってみて、こわばりのある部位はすべて光線照射を行い、筋肉をほぐします⇩



側彎症の光線照射は、1部位に対して10分~20分として、1日で全部を光線照射出来ない場合には、数日かけて全部を光線照射していきます。今日は背中と腰、明日は太もも前面、明後日は臀部などいうふうに当てていきます。
光線照射をした筋肉は柔らかくなりますが、さらにマッサージなどを加えることで筋肉の過緊張を取り除いていきましょう。
※こわばった筋肉をほぐすことで、痛みを軽減して進行を緩やかにしていきましょう。