介護職をしていて、手首の痛みで病院を受診して腱鞘炎と診断されて注射を3回受けましたが、なかなか痛みが取れなくて困っていました。
老人ホームの利用者様(82歳女性)からコウケントー光線治療というものを教えてもらい興味を持ったので、早速ネットでたんぽぽ光線を見つけて行くことにしました。
〇皆さんに知って欲しいことは、なかなか治らない腱鞘炎の場合は、手首だけを診てはいけないということです。
実際に彼女の身体を触診すると、首、肩、大胸筋、肩甲骨間部、腰、腕全般がカッチンカッチンです。
カッチンカッチンの筋肉のままでは、血流が悪く患部にまでしっかりと栄養と酸素が供給されないので、いくら治療を行っても改善しにくいものです。ましてや、腱やスジは、筋肉よりも5分の一、6分の一程度の血流しかありません。
なのでコウケントー光線治療は、両足裏部・両膝部・腹部・腰部・肩甲骨間部・後頭部・左右首筋部に光線照射を行ってから手首の光線照射を行い、体を柔らかくして手首の血流を戻してあげることが優先です。
さらに光線照射後に、首、肩、腰背部、臀部、胸部、腕全般のこわばった筋肉をしっかりとほぐしてさらに血流を良くしていきます。
なかなか良くならない腱鞘炎のカーボン組み合わせは、1000-3001番、1000-3002番などを使って当てます。
当てる時間は40分間、場合によっては60分間当てます。そのくらい当てないと改善していきません。
彼女には、最初の1か月間だけは週2回通院してもらって、光線治療とマッサージを行いました。その結果、1か月後にはほとんど痛みは出なくなり、手首のサポーターをつけてなら普通に仕事をこなせるようになりました。
あとは、痛みがぶり返さないように月2回に通院で体全体のメンテナンスを継続していきます。
※手首や肘の痛みは、首~肩~肩甲骨間部~胸部~腕全般と色々な部位を光線照射して、それからほぐしを入れると痛みが取れやすいです。
※ちなみに、股関節や膝やふくらはぎの痛みは、腰背部~臀部~足の付け根~大腿部全般~下腿部全般を光線照射して、それからほぐしを入れると痛みが取れやすいです。
※なかなか取れない痛みには、「1000番」を使います。