67歳男性の腎尿管癌術後のコウケントー光線治療

67歳男性の腎尿管癌術後のコウケントー光線治療

右側の腎臓と尿管の全摘手術を行い、膀胱は温存したままだそうです。

ただ、腎尿管癌を患うと、高い確率で膀胱に癌が出来やすくなるため、3か月に1回の膀胱の検査を受けている状態です。

コウケントー光線治療は、67歳男性が小さい頃に伯母が当ててくれたのを思い出して、癌ケアに良いのではないかと伯母の親戚を頼って光線器を借りて適当に当てていたそうですが、ちゃんとした治療方法の相談とたんぽぽ光線を体験しに来院されました。

体重は以前と比べて10㎏痩せて、体力が落ちて疲れやすく、食欲はあまりなく筋肉が減って歩くのも一苦労とのことです。

こういう方は、光線照射を行うと非常に強い倦怠感などの反応が出ますので、光線の熱がこもらないように涼しい環境の中で下半身を中心に当てます。両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部または大腿部後面の4ヵ所を30分間照射⇩

どんな症状でも体力がない方や術後の間もない時期は、下半身中心で当てて、温かさよりも光だけが当たっている感じで十分です。

少しずつ光線に慣れていきながら、光線治療開始10回目または3か月を目安に次に腹部・腰部などの上半身にも光線照射をしていきます。

3か月間の光線治療で血行が良くなり、血液が内臓・筋肉などに多く運ばれるため、食欲が湧きご飯を食べられるようになって、それに伴い体力がつき筋肉が増えてきます。

ここで初めて全身光線を30分~40分しっかりと行えるようになってきます。汗がうっすら出て、気持ちの良い光線が出来ます。

ますます体力がついて、家にいることが退屈になって、散歩や外出したくなってきます。外に出ると体力を使うので、ほど良い疲れで夜にぐっすり眠れます。

こうやって体調や体力や精神面が整ってくるんですね。

現在は自宅では両足裏部のみを朝と昼間に1時間照射。たんぽぽ光線は月2回の通院です。

3か月に一度の膀胱検査も今のところ異常はなく、元気に生活が送れていると喜んでいます。

※67歳男性の初めの3か月は4台の光線器で3000-5000番を使って光線照射。4か月目からは6台の光線器で1000-4008番、1000-3002番、1000-3001番など色々な組み合わて照射しています。

※自宅では3000-5000番を使っています。

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