多形滲出性紅斑の可視総合光線療法

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光線研究 第542号
多形滲出性紅斑の光線療法 75歳 女性
2年ほど前から、赤い発疹が体のあちこちにでき始め、皮膚科を受診して、処方されたステロイド剤を服用したり、軟膏を塗り、過ごしてきました。
病院の薬で大抵10日ほどで症状も薄らぎ、一見治ったようになりましたが、2週間程するとまた再発することを周期的に繰り返して来ました。
何度も病院で検査をしましたが、体のどこにも異常がなく、発疹の原因が何なのか判らない状態でした。
ところが、昨年秋に発症した赤い発疹は、今までと違い大変ひどく、胸部・腹部・背中・足首・手首など体中くまなく出来ました。
病院の皮膚科での診断名は「多形滲出性紅斑」というものでした。
多量のステロイドを使えばすぐに症状は治まるとのことでしたが、副作用のこともあるのか、主治医の先生は最低限の薬で治療を進める方針ということでした。
しかし、その時は処方された飲み薬を毎日服用して、注射も続けましたが、一向に改善される様子もなく、とても不安になっておりました。
こんな状態の時、友人夫婦が光線研究所附属診療所の光線療法を愛用され、体の不調な所を改善されていると見聞きして、私もいつか体が不調の折には使用させて頂きたいと思い出しました。
今回、このなかなか治らない紅斑に光線療法がよいのではないかと思いました。
早速、光線研究所附属診療所へ伺い、診察を受け光線治療も体験させて頂きました。
光線治療が心地よく良さそうに感じましたので、自宅で治療をするために治療器を買い求め、次のような光線治療を始めました。
私が使用した治療用カーボンは、3001-3002番でした。
照射部位は以下の通りでした。
両足裏部10分間、両膝部5分間、腹部5分間、腰部5分間、左右咽喉部各5分間。
光線治療を始めてから、徐々に紅斑は薄くなり、以前は2週間周期で繰り返し発症していましたが、段々と繰り返すことが無くなってきました。
光線治療2ヵ月目より、病院から処方されていたステロイド剤を恐々中止してみましたが、悪化することはありませんでした。
現在光線治療を始めてちょうど1年経ちますが、紅斑の症状はすっかりとれ、何の心配もなくなりました。
今まで紅斑の悪化が不安で遠出するのを控えていたのですが、旅行にも近々行く予定にしております。
2年間も困っていた紅斑を治すことができて、とても有り難く思っております。
◎光線研究所附属診療所のコメント
紅斑などの皮膚病の治療には光線照射で冷えを改善させて、低下した解毒・免疫機能を是正することが重要です。
薬など対症療法では体の冷えは不変であり根本的な治療になりません。
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