50代女性からのお問い合わせです。
ホジキンリンパ腫の抗がん剤治療などの病院治療と併用してコウケントー光線治療をしても大丈夫ですかということですが、出来るだけたっぷりとコウケントー光線治療を当てて、基礎体力の維持や化学療法の副作用軽減のために役立てて欲しいです。
照射部位は、両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・背正中部・後頭部の基本照射部位を1つ1つ温まるまで照射すること。照射部位が多い時は、1日に3回~4回に分けて照射すればOKです。
朝は両足裏部・両足首部・両膝部。
昼は腹部・腰部。
夕方は背正中部・後頭部というような感じです。
治療用カーボンですが、血液のガンには1000-5000番を使うことが多いです。
血液の癌には1000-5000番、その他の癌には1000-4008番というように使い分けすることはありますが、1000-4008番を使ってももちろんOKです。
抗がん剤治療などでは細胞の新陳代謝が活発な髪の毛や粘膜などが一番影響を受けるため、胃の粘膜がやられて食欲不振で体重が減少することもあります。
病院治療は体力がものを言うので、胃の粘膜を強化して胃の働きを落とさないために腹部や下腹部の光線照射をしっかりと行い、さらに腹部の光線照射によって栄養の吸収率も上がるので、体力の維持に貢献します。
また口内炎や食道炎の予防や改善のために口内や胸部にも光線照射を行う場合もあります。
※癌治療中のコウケントー光線治療は、基本照射+気になる部位の照射です。
※1000-5000番以外にも、3000-5000番を使う場合もあります。(←ビタミンD産生を促進するため)