段々と体の疲れが取れにくく、手に力が入りずらくなり、関節のふしぶしが痛みだし、年を取ったなぁと思いつつ、定期的に薬をもらっている内科の先生に今の体の状態を話したところ、血液検査でもしてみようかと言われて調べた結果が多発性筋炎でした。
即入院でステロイド治療を受けることになったそうです。
3か月後にステロイド40㎎/日になってやっと退院できた。
食事は飲み込む力が弱く、全身の筋肉がやせ細り、冷えが強く、眠れない日々が続いた。
自宅に光線治療器があるけれども、自分で当てる気力がないため、主人に送迎してもらいたんぽぽに来院されました。
腰痛、股関節痛、膝痛、手の痛み、肘の痛み、嚥下障害(軽度)、息切れ、冷え、体力低下などの症状あり。
気持ちとしては、全部を治療してあげたいと思うところですが、ステロイド薬を服用されている方のコウケントー光線治療は、慎重に行います。
もし初めから光線治療をがっつりと行えば、顔はパンパンに腫れて、発熱して、1週間以上も寝込むことになることもあります。
たんぽぽが選択したカーボンは3001-3002番です。(←弱めの刺激ですが痛みに良い)
①両足裏部・左右咽喉部を3台5分間。
②両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部を4台5分間。
③両足裏部・すね・腰上部(1号集光器)・肩甲骨間部(1号集光器)を4台5分間。
以上です。
毎週1回の通院治療(①~③)を1年間継続して照射時間は適宜延長しました。(この間、体調は良かったり悪かったりしました)
2年目からは、治療用カーボン3000-5000番(←自己免疫にとっても良い)や3001-4008番や1000-4008番など色々と使います。
照射部位は、両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・肩甲骨間部・後頭部・左右咽喉部・左右の手のひら(←腹部を照射している時に一緒に当てる)
ずっとコウケントー光線治療を受け続けて、肺炎なども起こさず、風邪も引かず、嚥下障害はなくなり、美味しく食事が出来るようになり、1日5000歩も歩ける位に体力がつき、日常生活を普通に送れるようになりました。
ステロイド薬は継続して服用していますが、さらに減薬を目標にコウケントー光線治療(通院治療月に2回)を継続していきます。
※コウケントー光線治療を取り入れて、上手に病気と付き合っていくことができれば幸いです。
※皮膚筋炎も同様にコウケントー光線治療は行っても大丈夫です。