例えば、人差し指を痛めた、または人差し指だけが痛い、足の小指を打撲したなど、痛い指だけを光線照射せずに、指全部をまとめて当てるといいでしょう。
手のひらや足の裏の狭い範囲の光線照射は、ピンポイント照射よりも痛い部分を中心に手のひらや足の裏の全部が当たるように照射した方が効果的です。
手先、足先の末端部分は、血流が弱いため、ピンポイント照射だと、光と熱の量が少なく、効果が出にくいからです。
また、痛い指をかばっていると、他の指の小さな筋肉・すじ・腱などに負担がかかり、別の余計な痛みが出ることもあるからです。
手のひら、足裏の皮膚は厚いので、長く光線照射を行っても大丈夫です。(1時間~3時間)
切り傷、やけど、打撲、突き指は痛みがなくなるまで毎日当てます。
慢性に経過したリウマチによる指の痛み、ヘバーデン結節による指の痛みなどは、1回の照射で痛みが和らぐまで当てるのが基本です。できるだけ毎日行ってください。