N・Mさん70歳男性、リウマチの薬を服用しながらのコウケントー光線治療で反応が出た。
リウマチの痛みや腫れの軽減目的で、親戚から借りた光線治療器を使って足裏・膝・腹部・腰部・両手・両肘を各5分間当てたら、痛みや腫れが強くなり、また倦怠感やら発熱やら湿疹が出てびっくりしました。
4~5日で症状は治まりましたが、このまま光線治療は続けても大丈夫かどうか心配になって、たんぽぽに来院されました。
え~っと、たんぽぽの臨床現場では、自己免疫疾患でお薬の服用をしていて光線照射をしたら反応が強く出たということはよくあります。
びっくりしますよね、でも続ければ反応は出なくなり、気持ちよさに変わっていきます。
ここでポイントなのは、
①はじめからいろいろな部位を当てないこと。
②治療用カーボンは3001-3001番を使うこと。
③照射時間は5分間。照射距離は30~40㎝。
④下半身のみの照射に徹する。
⑤反応や症状が出るようなら2~3日に1回とする。
⑥そのうちに慣れると光線を信じて続ける。
足裏部
両足首部
両膝部
ふくらはぎ部
N・Mさんは根気に下半身照射のみを2ヵ月間行ってから、全身光線をするようになって、反応は出なくなり、関節の痛みや腫れはより軽減していると喜んでいます。
現在は、自宅治療を中心に行い、たんぽぽ光線は月に1回通院されています。