甲状腺の可視総合光線療法

光線研究 第587号
抗甲状腺薬治療を中止するには個人差もありますが、数年以上はかかると言われています。
また、薬を中止した場合でも残念ながらその後再発をして薬を再開する場合もあります。
抗甲状腺薬で改善が見られない場合は、放射性ヨードを投与して甲状腺細胞を壊すアイソトープ治療や手術を勧められることもあります。
可視総合光線療法
可視総合光線療法の光と熱エネルギーを体に供給し、照射される光に含まれる微量の紫外線により体内でビタミンDを産生します。
この産生されたビタミンD が免疫機能を調整する役割を果たし、過剰分泌されている甲状腺ホルモンを是正するよう働きかけます。
また、光線療法でエネルギー代謝が改善されると食欲、便通、睡眠などの体調も良好になるため、病院治療と併用することで病状を安定させ、薬の減薬や中止の後押し、そして再発予防に寄与します。
だたし、甲状腺機能が正常になり薬が中止になった後も、念のため毎年1,2度の病院検査を受けることは必要です。
治療用カーボン
3001-5000番、3001-4008番、1000-6002番を使用。
照射部位
両足裏部、両足首部、両膝部、左右咽喉部(2号集光器使用)各5~10分間照射。
他に胃腸症状などがある場合は、腹部、腰部を追加。
眼の症状がある場合は、顔面部(1号集光器使用)を追加。
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