70歳女性、腺様嚢胞癌(希少癌)のコウケントー光線治療。
腺様嚢胞癌は、頭頸部にできる癌で、非常に珍しい癌です。
3年前に患部の手術を行い、再発の疑いありということで、これから精密検査をしながらコウケントー光線治療を行います。
たんぽぽは、癌のコウケントー光線治療をしていますが、患者さんに言うことがあります。
それは、病気の光線治療で大切なことは、患部の治療以上に全身状態を良くすること。
正常な細胞をより元気にすると、正常細胞の増殖、抗炎症作用、マクロファージの活性などにより、病気の進行を遅らせるなどの作用が出ます。
また、腎機能・肝機能・心肺機能が強くなりますから、抗病力がより一層付いてきます。
腺様嚢胞癌のコウケントー光線治療ですが、耳垂れがひどいということで、まず基本照射を合計30分間、次に両足裏部・左右咽喉部・左右耳部・左右乳頭突起部に合計40分間照射。
始めのうちは、治療用カーボン3001-4008番。2ヵ月目から1000-4008番に変更。
ご自宅に光線治療器をお持ちで、自宅治療は両足裏部と患部を毎日、たんぽぽの通院治療は週に2回の全身6台照射などを行うことにしました。