鼻茸、蓄膿症のつらい症状に可視総合光線療法

光線研究 第503号
蓄膿症・鼻茸 71歳 男性
50歳代半ばより鼻づまりや鼻汁が出ることが多くなり、痰も多く起床時は特に後鼻漏のため痰の切れが悪く、大変不快な日々を過ごしていました。
60歳になる頃には、嗅覚も鈍くなり、65歳頃には臭いを感じなくなりました。近所の耳鼻科より紹介された総合病院で、蓄膿症と鼻茸の手術を受けることになっていました。
ところが、1カ月間の手術の順番待ちの間に鼻腔の炎症が悪化し鼻呼吸ができなくなりました。一日中息苦しく夜も眠れず、ついには意識障害(朦朧状態)も起き、とうとう手術は延期になりました。
脳外科、内科の検査を経て翌月に2回に分け手術を行うことになりました。
早速光線治療器一式を購入し、治療を開始しました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部10分間、両足首部・両膝部・後頭部・左右咽喉部各5分間、鼻部(2号集光器)10~15分間、鼻翼部左右(2号集光器)各5分間照射しました。
1日2日と続けているうちに少しずつ鼻の通りが良くなるように感じました。一方日増しに、手術は受けたくないという気持ちが強くなってきました。
そして、ついに手術2日前に中止を主治医に申し出ました。これで背水の陣、光線治療のみと覚悟を決めました。なぜかこの時、「光線で絶対に治る」との思いが胸の奥からわき出たのを覚えています。
治療1カ月後、左鼻腔の通りが良くなってきました。治療用カーボンを3005-4008番に変更し、腹部・腰部・口中部各10分間の照射を追加しました。
2カ月後、完全に閉塞していた右鼻腔がときどき通るようになりました。3カ月後には鼻呼吸出来るときもあり、息苦しさを感じなくなりました。
鼻の中の重苦しさも少なくなり、鼻茸が縮小したことを実感しました。
治療5カ月後には、睡眠中に鼻呼吸が出来るようになりました。6カ月後には完全閉塞だった右鼻腔が日中でも通る時間が増えてきました。
以後、ほぼ半年毎に治療用カーボンを1000-3001番、3001-5000番、3000-5000番などその時々で好感のある組合せで治療を続けました。
治療開始2年10カ月で鼻の通りは完全に良くなり、鼻茸も消失しました。しかし、嗅覚はまだ完全に戻っていないので、治療を継続中です。
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