頚椎症による手のしびれ、頚部に痛みに光線療法を併用

骨と骨との間がだんだんと狭くなる。でもこれって自然なことですし、症状がなければ問題なし。
症状が出てしまったら光線も取り入れて治していきましょう。
実践治療 報告集P42
70歳 女性 頚椎症に手のしびれ
7年前、整形外科を受診し、変形した首の骨が神経を圧迫している、頚椎症と診断されました。
最初は右腕にしびれが出て、しばらく様子を見ていたのですが、徐々に悪化して首を反らせるとしびれが強くなり、3カ月後には、物を持つものつらくなりました。
家ではピアノを教えていたのですが、ピアノも弾けなくなってしまいました。
整形外科では首を牽引したり、痛み止めの薬やビタミン剤などをもらいましたが、少しもよくなりませんでした。
ほかにも鍼や整体やマッサージの治療も試しましたが、いっこうに効果がなく、途方に暮れていました。
病院では「手術をするしかない」と言われましたが、首の手術は何かあったら怖いし、手術しても100%よくなる保証もないとのことで、手術は断りました。
そんなとき、ときどき自宅で使っていた光線治療器を思い出し、ワラにもすがる思いで光線研究所附属診療所を受診しました。
根気よく治療すればきっとよくなるとのことでしたので、自宅で光線治療を始めました。
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当初は首に照射すると、1分も経たないうちに首の痛みが強くなり、そのまま照射を続けにくい状態でした。
でも、がまんしながら少しずつ照射を続けました。
そのうち、からだが慣れてきて、照射時間を延ばすことができるようになりました。
それから3ヵ月間、光線治療を続けたところ、ある日ピタッと手のしびれはとれ、大喜びしました。
しばらく再発予防のために治療を続けました。
今は疲れたときなどに光線治療をしています。
今ではしびれの再発は全くありません。
病院で頸椎の手術しかないと言われたとき、手術するのを断り、光線治療を選んだことは、本当によかったと思っています。
◆光線治療   DSC_4967.jpg
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:両足裏部・両膝部・腹部・腰部・頸椎下部(1号集光器)・左右頚部(1号集光器)を各5~10分間照射。
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