関節リウマチによる肘と膝の痛みに可視総合光線療法

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可視総合光線療法 理論と治験P142
64歳 女性
約5年前から、関節リウマチで肘関節痛に悩んでおり、しだいに両肘の関節が変形してきました。
3年前からは、両膝の関節も痛み、足の甲が腫れることもあります。
症状は一進一退で、生涯続くのかと思うと憂鬱でなりませんでした。
そんなとき知人に勧められて始めたのが光線治療でした。
3001-4008番の治療用カーボンで、両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部・左右後肘部を照射しました。
始めは各部位5分間ずつで隔日に行いました。
そして経過をみながら照射時間を延長し、やがて毎日照射するようになりました。
約1ヵ月間の照射で、足の甲の腫れがひき、関節痛が和らぎました。
意を強くして、辛抱強く続けたところ、1年後には手指のこわばり、肘の動きも軽くなり、また歩行も楽になりました。
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