間質性肺炎、前立腺ガン術後に可視総合光線療法
可視総合光線療法 実践治療報告集P151
84歳 男性
光線治療は長年愛用させていただいて、孫までもお世話になっており、わが家にはなくてはならないものになっています。
これまで元気で暮らしていましたが、5年前に健康診断で前立腺ガンが見つかり、大変ショックを受けました。
幸い初期のガンで、その後ホルモン治療を続け、光線治療も併用することで、ガンの進行が抑えられ、経過よく過ごしていました。
ところが、3年前の春、今度は健康診断で間質性肺炎と診断されました。
大学病院で、CTなど精密検査を何度も受けました。
主治医から「この病気は原因がわからないし、いまの段階では治療方法はありません」と言われて驚きました。
ときどき空咳は出ましたが、からだは元気で普通に生活していました。
初めて聞く病名で、光線治療の指導書にも治療方法が載っていません。
とりあえず体力をつけようと、自己流で光線治療を行いましたが、光線研究所附属診療所にも相談して、前立腺ガンの治療と合わせて、ご指導いただきました。
アドバイス通り、毎日光線治療を続けました。
間質性肺炎のほうは、レントゲンやCT検査で定期的に経過を見ていました。
光線治療を開始して1年後には、ときどき咳は出るものの、初めのころより肺の影が少し薄くなったようでした。
2年後にも進行はなく、経過がよいので、1年に1回の検査でよくなりました。
現在、光線治療3年目に入りましたが、さらに肺の影が薄くなって回復しているようです。
前立腺ガンも、多少PSAの数値の上下はありますが、現在のところ落ち着いています。
「いまの段階では、有効な治療方法がない」と言われた間質性肺炎ですが、光線治療で回復してきて、本当に助かっています。
この調子で光線治療を続けて、元気に過ごしたいと思います。
光線治療(前立腺ガン術後)
治療用カーボン:1000-4008番。
照射部位・時間:両足裏部・前立腺(会陰部)を各10分間照射、両膝部・腹部・腰部を各5分間照射。
光線治療(間質性肺炎)
治療用カーボン:1000-5000番。
放射部位・照射時間:両足裏部・胸骨部・肩甲骨間部を各10分間照射、両足首部・両膝部・左右咽喉部を各5分間照射。