腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛に可視総合光線療法

光線研究 第544号
53歳 女性 
◆症状の経過
50歳過ぎより更年期症状のためのぼせが強く、1年中氷枕で頭を冷やしたり、冷たい水を大量に飲むなど、体を冷やすことが多かった。
学生時代、バレーボールで右足首を繰り返し捻挫し、最近また痛みを感じるようになっていた。
半年前からヘルパーの仕事が肥満の人の担当になり腰への負担が多くなっていた。
1ヵ月ほど前、抱き起こす時に腰をひねり、腰から右大腿後側にかけて電気が走ったようなしびれと痛みを感じた。
整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断され湿布を処方された。
腰痛はほとんど感じなかったが、右大腿後側部の痛みとしびれが強く立っているのも辛い状態であった。
友人の紹介で光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
3002-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・両足首部・後大腿部・右臀部を各10分間、両膝部・ふくらはぎ部・腹部・腰部を各5分間照射。
◆治療の経過
治療器を購入し、休職して自宅で毎日光線治療を行った。
1ヵ月間の治療で痛みはほとんど感じなくなった。
3カ月後にはしびれもなくなり、右足首の痛みも感じなくなった。
再発予防のため腹筋運動も始めた。仕事も再開予定である。
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