胃下垂症の可視総合光線療法
可視総合光線療法 理論と治験P343
60歳 女性
症状の経過
若い頃より胃下垂があり、太れない体質で、食べすぎると下腹部がもたれていた。
毎日軟便か下痢で、正常便は年間数回であった。
体力もなく、冬にしもやけができるほど足の冷えが強かった。
光線治療
3000-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・背正中部(1号集光器使用)・後頭部(1号集光器使用)照射。
照射時間は、両足裏部20分間、両足足首部・両膝部・背正中部各10分間、後頭部5分間。
治療の経過
治療1ヵ月で足の冷えがやや解消し、寝付きがよくなり、夜間尿も4回から1回に減った。
2ヵ月後より腰部、左右下腹部を各5分間の治療を追加した。
治療3カ月後では油物を食べすぎなければ下痢はない。
起床時もすっきりし、血色がよくなり疲労感を感じることは少なくなった。
体重も2kg増えて42kgになる。
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