肩こり、疲れやすさの解消にコウケントー光線療法

実践治療 報告集P32
48歳 女性
10年以上前、健康診断の血液検査で、HbA1cが8.5%で高血糖を指摘され、糖尿病と診断されました。
その当時は、身長155cm、体重65kgと太りぎみで、まず体重を減らすように言われました。
しかし、出産のたびに体重が増え、それから少しも減らない状態でした。
担当医から、1日1400kcalの食事制限を指摘されましたが、なかなかやせられません。
毎月の血液検査でも、HbA1cは8.0%以下にならず、糖尿病の薬を服用しても血糖値には変化が見られませんでした。
それ以降は10年間、HbA1cは8.0%前後、体重も62~63kgのまま推移していました。
幸い、糖尿病の合併症はなかったのですが、半年前から肩こりを感じるようになりました。しだいに背中のほうまで張り感が出て、首のつけ根に重しが乗っているような不快感を覚えるようになりました。
鍼治療も始めましたが、週1回の治療では効果が見られず、首の痛みで寝つきも悪くなり、睡眠不足で常にだるく、無気力になってきました。
久しぶりに会った姉に、「疲れた顔をしている」と指摘され、光線研究所附属診療所を紹介されました。
光線研究所附属診療所で筋肉が張っているのは血行不良と冷えが原因で、それは糖尿病の影響が大きいと指摘されました。
背中や首だけでなく下半身をしっかり光線照射して、全身の血行を改善させること、適度な全身運動を続けるようにアドバイスを受けました。
光線治療器を自宅に用意して毎日照射を行いました。治療1週間ほどで、これまでの首から背中の痛みで夜中に何度も目覚めていたのに、朝までぐっすり眠れるようになりました。
1ヵ月治療後、日中も疲れを感じず、昼寝の必要がなくなりました。また、水中歩行をしても疲れを感じなくなりました。
2ヵ月の治療で、なかなか減らなかった体重が1kg減り、HbA1cも7.6%まで下がり、薬を減らすことができました。
いまでは肩や背中のこりは全く気にならず、足の冷えも改善しポカポカ感じるようになりました。
◆光線治療
治療用カーボン:5002-5002番。
照射部位・時間:両足裏部を10分間、両膝部・腹部・腰部・背正中部・背中全体・頸椎下部・左右咽喉部を各5分間照射。
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