糖尿病から起こるこむら返りに光線療法

治療報告と症例集P231
64歳 女性 糖尿病
◆症状の経過
10年来の糖尿病で、服薬、食事療法、運動療法をしっかりと行っていたが、HbA1cが10%以上あり、インスリン治療を勧められていた。
口渇や足のしびれもあり、夜中にふくらはぎ部にこむら返りを起こすことも多く見られた。
光線治療器は持っていたが、仕事が忙しくて使っていなかった。
今回、退職を機に、光線治療を再開することにした。
光線研究所附属診療所にも相談して、次のように治療を始めた。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部・両足首部・ふくらはぎ部・背正中部(1号集光器)を各10分間、両膝部・腹部・腰部・後頭部(1号または2号集光器)を各5分間照射。
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◆治療の経過
光線治療再開により、強い足の冷えが改善し、2~3ヵ月間の治療継続で足のしびれやこむら返りはまったく起こらなくなった。
現在では、光線治療再開から5年が経過したが、糖尿病はインスリンを使用せずにすんでおり、HbA1cは6%前後で安定している。
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