光線研究 第574号
64歳 女性 糖尿病 46kg
◆病状の経過
40歳時の健康診断で糖尿病を指摘された。
空腹時血糖値が200㎎/㎗より下がらず、42歳時より経口薬を服用した。
食事は食べ過ぎに注意する程度でカロリー計算はしたことがなかった。
仕事が忙しく運動療法も行ったことがなかった。
62歳時HbA1cが9.0%以下にならなくなった。
光線治療で糖尿病の経過がよい妹の紹介で光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・背正中部を各10分間、両膝部・腹部・腰部を各5分間照射。
◆治療の経過
自宅で毎日光線治療を行った。
3ヵ月後HbA1cが8.0%、6カ月後は5.6%になり主治医に驚かれた。相変わらず運動は殆ど行っていなかったが体重が45kgになり疲れにくくなり、元気が元気が出てきた。
そのため3ヵ月間光線治療を休んだところHbA1cが9.1%に上昇して慌てて光線治療を再開した。
再開後2年間経過しているがHbA1cは6.5~6.0%で安定しており体調もよく、合併症もない。