気管支喘息の可視総合光線療法

治療報告と症例集P176
64歳 女性
7~8年前より気管支喘息になり、徐々に咳、痰が多くなってきました。
毎年秋口になると、のどがこそばゆくなり、一気に喘息症状が強く現れる状態でした。
気管支喘息になってから風邪を引きやすくなり、とくに気温が下がってくると、喘息の症状が悪化します。悪化してくると、息苦しさがひどく階段が昇れなくなり、平坦な道でさえ息切れで、歩行が困難になる状態が続いていました。
友人たちは国内や海外の旅行を楽しんでいましたが、私は誘われてもとても行ける体力、気力がありません。
病院の処方薬は増える一方ですが、肝心の薬の効果はほとんど見られませんでした。
すっかり滅入っていた私に知人からの勧めがあり、光線療法をすることにしました。光線研究所附属診療所で以下のような指示を受け、光線照射を開始しました。
治療用カーボンは5002-5002番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・肩甲骨間部(1号集光器使用)を各10分間、左右咽喉部(2号集光器使用)を各5分間照射しました。
光線照射約1ヵ月後、喘息発作が軽くなってきました。光線研究所附属診療所のアドバイスで、就寝する前に両足裏部へもう一度照射を行った結果、照射2ヵ月後からのどの不快感が改善してきました。
毎日欠かさず光線療法を行った結果、照射3カ月後には、喘息発作がほとんど起こらなくなりました。また、咳と痰も自然と少なくなってきました。
からだも大変温まり、夜間、早朝の喘息発作がなくなり、睡眠がよくとれるようになりました。
定期検診で病院の外来を受診したところ、担当医が「あれほど症状が重かったのに・・・。もう外来に来なくてよいでしょう。何かあったら、いつでも来るように」と大変不思議そうにしていました。
温泉旅行にも出かける自信がついてきました。もっと自信がついたら海外旅行にも挑戦してみようと余裕が出てきました。
病院でいろいろな薬を処方されても、それは一時しのぎでしかなく、喘息発作の苦しみから「人生はもう終焉」と嘆いていた3ヵ月前が、まるで夢のように思えます。
私は光線療法に助けられました。本当に感謝しています。
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