気管支喘息と可視総合光線療法

光線研究 第500号
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※実際は素肌に直接照射します。
気管支喘息患者の多くは、血行状態が悪く、からだが非常に冷たいのが特徴です。
熱エネルギー不足の冷えたからだは抵抗力が弱く、新陳代謝も悪いため、喘息のみならず様々な病気に罹りやすい状態といえます。
とくに、体力のない高齢者ではその影響は大きく、喘息死が多いということも理解できます。
したがって、喘息の病態の改善には可視総合光線療法により、まず冷えを改善することが重要な対策といえます。
さらに、日常生活の内容の見直しと改善、光線療法の継続が大切です。
光線療法で血液循環の改善、免疫系・自律神経系・内分泌系の各機能を調節し、炎症を鎮めるとともに過剰なアレルギー反応を抑制して、基礎体力や抗病力を回復させることが可能となります。
このような作用は、学童に多いアレルギー型(外因型)、中高年に多い感染型(内因型)の双方の喘息に治療効果をあげ、再発の予防に大変有効です。
また、光線療法にはステロイド剤などの薬剤の副作用を軽減させる作用もあります。
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