光線研究 第592号 (転載許可済)
91歳 男性 閉塞性動脈硬化症術後
◆症状の経過
80歳時、歩行での左下肢痛が強くなり、病院で検査を受け、閉塞性動脈硬化症と診断された。
それまで、大きな病気はないが、タバコを1日60本程吸っていた。
薬物療法を続けたが改善せず、人工血管にする手術を受けた。
術後、しばらくは良かったが、徐々に歩行時痛が再発し3年後に人工血管を取り替えたが、症状に全く変化は無かった。
歩行距離150~200mで痛みが強くなり休まないと歩けなかった。
83歳時、親戚に光線研究所附属診療所を紹介され受診した。
◆光線治療
治療用カーボン3000-5000番で、両足裏部・両足首部・ふくらはぎ部・後大腿部を各10分間、両膝部・腹部・腰部・後頭部(1号集光器)を各5分間照射。
◆治療の経過
親戚の光線治療器を譲り受け、自宅治療を始めた。
治療1ヵ月で、300m程は痛み無く歩ける様になった。
また、閉塞性動脈硬化症の術跡の治りが悪かったが、光線治療できれいになり外科医に驚かれた。
その後も順調に回復し、4ヵ月で1km程痛みなく歩行可能となった。
さらに光線治療を続けて、下肢の痛みが再発することがなく、毎日1~2kmの散歩を日課とした。
90歳を過ぎて外出は減ったが、下肢の痛みはなく、元気に過ごしている。