手根管症候群は血流障害改善の可視総合光線療法

9ed51a36ae1c4a3dec25f7b73e65bddba2f52802.jpg
可視総合光線療法 治療報告と症例集P84
指の開きが悪くなる手根管症候群が改善 61歳 女性
61歳時、ある朝目が覚めると右手第1指と第3指の開きが悪いのに気づいた。
起床後、手指を動かしていたら、自然に開くようになった。
しかし、指の開きが悪い状態はその後も続き、ときには左手の指にも同様の症状が見られたため、整形外科を受診した。
検査の結果、リウマチ反応は陰性で、手根管症候群と診断された。
医師から注射による治療を勧められたが、果たしてよくなるのか心配で、以前求めた光線治療器で治療できないかと思い、光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
3002-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・後頭部を各5分間、左右てのひら側と甲側を各10分間照射。
治療の経過
元来、冷え症と肩こりが強く、光線治療で冷え症は改善したが、肩こりはなかなか改善しなかった。
その影響もあって、徐々に手根管症候群になった可能性がある。
光線研究所付属診療所受診前は3001-4008番の治療用カーボンを使用していたが、診察により3002-5000番の治療用カーボンに変更したところ、わずか3回の光線治療で手指の動きが著明によくなった。
その後は、ときどき手指の動きが悪いこともあったが、手根管症候群、冷え症の予防、肩こりの治療を兼ねて光線治療を継続し、治療半年後の現在、体調は大変よい。
コメント(光線研究所付属診療所)
手根管症候群は圧倒的に女性に多い疾患で、50~60歳の女性に最も多いといわれている。
本症の発症因子のひとつとして血流障害があげられる。
手指の開きが悪くなるため、日常生活にいろいろな支障が起こってくる。
悪化すると手の筋肉が萎縮し、細かい動作ができなくなることもある。
本治験例は、手根管症候群の状態が軽く、3回の光線治療で手指の開き具合はほぼ改善した。
光線治療を継続して半年後の現在、再発は見られない。
PAGE TOP