慢性膵炎に可視総合光線療法を併用して体調管理

光線研究 第489号
45歳 男性 慢性膵炎
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【病状の経過】
以前より胃腸が弱く、左上腹部に痛みを感じることが多かった。
脂っこいものを食べた後、左上腹部と背中に激痛が起こった。
一晩たっても痛みが治まらないため検査を受けたところ、慢性膵炎と診断された。
投薬を受けていたが、腹痛、背中痛、腹部膨満感がとれないため、友人の紹介で来所した。
【光線治療】
治療用カーボン:3001-4008番
光線照射部位及び時間:両足裏部・背正中部(1号集光器)を各10分間、両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部(1号集光器)を各5分間照射。
【治療の経過】
自宅治療3カ月後には、腹痛、背中痛はなくなり、腹部膨満感もとれた。
食事にも注意して、光線治療をしっかり継続した。
発症後6年を経過しているが、痛みの再発は一度も起こしていない。
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