悪性リンパ腫の可視総合光線療法

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光線研究 第589号
可視総合光線療法
悪性リンパ腫患者の多くは、何らかの発症誘因が認められます。
光線研究所附属診療所受診の19例の患者について発症誘因を調査すると長時間の仕事、職場のストレス、睡眠不足、立ち仕事での冷えや疲労、介護での疲労、口呼吸の癖、多量の飲酒、多量の喫煙、日に当たる機会が少ない(ビタミンD産生不足)などが認めれています。
これらの状況が続くと光、熱エネルギー不足で体が冷えて骨髄機能や免疫機能が悪化し悪性リンパ腫になる可能性が高くなることが考えられます。
実際に測定した足裏温は18例が30℃未満で、低い例は24.4℃、平均は27.9℃で多くが冷えていました。
可視総合光線療法は光、熱エネルギーを補給し冷えた体を温め、低下した免疫機能を高め、自律神経の交感神経の過緊張を緩和し、副交感神経系の緊張を高めて悪性リンパ腫の病態を改善させます。
光線療法の可視線により活性化したミトコンドリアでのエネルギー産生や近赤外線による深部温熱作用などが悪性リンパ腫患者の血行を良好にして体の冷えを改善します。
体温上昇とともに紫外線による皮下でのビタミンD産生増加も加わり免疫機能が回復し、悪性リンパ腫のガン細胞増殖を抑え、正常細胞へ分化誘導をはかります。
なお、悪性リンパ腫の回復には誘因の生活内容や生活習慣の改善、是正も必要で、特に病気回復には十分な睡眠がたいへん重要です。
【注意】
悪性リンパ腫は基本的に病院の診断、治療が必要です。
光線療法は病院治療では足りない部分を補足するため、病院治療を高めることに併用します。
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