変形性脊椎症・骨粗鬆症の可視総合光線療法
可視総合光線療法 理論と治験P159
83歳 女性
症状の経過
78歳の頃から変形性脊椎症・骨粗鬆症のため整形外科に通院した。
特に脊椎の変形が著しく頚部、肩、背中の痛みが強く、手足のしびれもあった。
光線治療
5002-5002番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・腰部に各10分間、後頭部と左右咽喉部を各5分間は1日おきに交互照射。
治療の経過
治療により頚部、肩、背中の痛みが少しずつ軽減した。
頸を前後、左右に動かす動作も楽になり、歩行も杖なしでできるようになった。
治療8ヵ月後、しびれには大きな変化はないが、冷え症は改善し、食欲、睡眠は良好になった。
異常値の心拍出量が治療により正常値になるにつれて、最高、最低血圧とも下降し、血行が改善した。