冷え症、膝痛、また加齢に伴う症状に可視総合光線療法

光線研究 第569号
86歳 女性
◆病状の経過
閉経前後から足が冷え、のぼせ、動悸、不眠など更年期障害の症状があった。
60歳時、知人の紹介で自宅で夫と共に光線治療を始めた。
冷え、のぼせに大変効果があり治療半年後体調が良くなり、治療2年後からは時々治療していた。
76歳時、足の冷え、右膝痛、頚部痛などの治療法の確認のため光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
治療用カーボン3001-4008番を使用し、両足裏部・両足首部・ふくらはぎ部・両膝部を各10分間、腹部・腰部・頸椎下部(1号集光器使用)を各5分間照射。
◆治療の経過
数年ぶりに自宅治療を再開した。治療継続で足が温まり、足や下腹部の冷えが改善し、治療3ヵ月後には右膝痛、頚部痛が軽減、夜間の足のこむら返りが減少した。
治療2年後、軟便傾向の便通が正常になった。
治療5年後、手術していない左眼が白内障でかすむようになったので治療用カーボン3001-5000番で左眼の照射(5分間)を追加した。
治療8年目から夫の介護が忙しくなり治療が出来ず、うつ傾向になり両足裏部・両足首部・両膝部をなんとか照射していた。
治療10年後の現在、夫が他界したので照射部位を増やし治療中である。
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