光線療法はあると便利な「杖」だと思います。

光線研究 第549号
83歳 女性 光線歴なんと70年!
pic20150120170009_0.jpg
※実際には肌に直接照射します。
最初に光線治療に出会ったのは昭和10年頃だったと思います。
何が原因か覚えていませんが、女学校に通っていた時、急に腰が痛くなり、歩けなくなりました。
すぐに病院で診てもらいましたが痛みが取れず、夜もよく眠れませんでした。
そんな時、母が何処からか光線治療の話を聞いて来ました。
早速、当時日本橋にあった光線治療所で、故黒田保次郎先生に治療して頂き数回で全快しました。
その後、終戦間もない昭和22年頃全身の関節痛で体を動かすこともままならなくなりました。
今思えば、重度の栄養失調だったのだと思います。
再び、日本橋の光線治療院に通院しましたが、自宅でも治療した方がよいと勧められ治療器を購入して治療を始めました。
この時も半年程で関節痛も無くなり元気になることが出来ました。
以後83歳の今日に至るまで70年間光線治療にはずっとお世話になりっぱなしです。
嫁入り道具の中でも光線治療器は最も大事なものでした。
40歳代の時には、便秘から痔になり、痛みと出血にしばらく苦しみましたが、治療用カーボン3001-4008番の組み合わせで腹部や肛門部に光線治療をしっかり行い、いつの間にか治ってしまいました。
50歳代の時には、更年期障害で頭痛・不眠・顔の火照りなどでつらかった時期がありましたが、光線研究所附属診療所で治療用カーボン3002-5000番での治療を指導頂き、しっかり治療を続け1年間程で乗り切ることが出来ました。
60歳の頃は、夫が脳の病気で寝たきりになり昼夜を問わない看病のため、腹痛が出るようになりました。
検査では異常がなく、「疲労とストレスから」と診断されました。
光線研究所附属診療所で再び治療指導をして頂き、「体の冷えを治すことが大切」と言われ治療用カーボン3000-5000番で下半身を中心に出来るだけ多く照射しました。
途中で寝込んでしまうことも多く、処方通りの治療ができませんでしたが、足が温かくなってくると体調が回復し、看病の疲れも溜まらなくなりました。
70歳過ぎから全身の皮膚が乾燥し、膝や腰、肩など擦れるところがかゆくなり、眼も乾いてゴロゴロするようになりました。
健康診断では特に悪いところはなく、皮膚科や眼科では加齢によるものなので、薬で症状を和らげるしかないと言われました。
光線研究所附属診療所を受診し治療用カーボン3001-3002番の処方を頂き、保湿剤を使用しながら治療を続け3ヵ月でかゆみや眼の乾燥が治りました。
最近は、主に治療用カーボン3001-4008番や3002-5000番で下半身を中心に治療しています。
お陰様で体調はよく、眼科では白内障も全く問題ないと言われております。
先日、思いがけず歯科医師会より「8020」よい歯コンクール」で表彰して頂けると連絡が入りました。
歯は2本抜けただけで虫歯もありません。
これも光線治療のおかげです。本当にありがとうございました。
今までもこれからも光線治療なしの生活は考えられません。
今後ともよろしくお願いいたします。
PAGE TOP