何で腹部を当てるの?何で足首を当てるの?

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たんぽぽのくさかべです。いつもブログをご覧くださりありがとうございます。
寒くなってきました。たんぽぽの患者さんの中にはゴホゴホと咳をされている方も見受けられます。
どうかからだを温かくし、温かい食べ物を食べて、よく眠り、体調の管理をしましょう。
今回は、光線照射の部位について簡単なお話をさせていただきます。
光線を照射する際、両足裏部とか両足首部、腹部に腰部などの照射部位が記載されていますね。
これは、光線療法は全身療法のため、まずは、からだ全体の血液循環を良くしたり、代謝を高めたり、冷えた部分を改善するための必要最低限の照射部位なんです。
なので、たんぽぽでは、「両足裏部」「両膝部」「腹部」「腰部」「後頭部または左右咽喉部」の5か所を照射してから、患部の照射を行います。
この5か所のことを「間接照射」といい、患部に照射することを、「直接照射」といいます。
ところで、両足裏部、両膝部は何のために当てるかといいますと、全身の血液循環障害の改善のためです。
しかし、中には非常に下半身の冷えが強い患者さんもいます。
そういうときは、両足首部やふくらはぎ部にも光線照射を行います。
下半身をまずは、しっかりと光線照射することで、全身がポカポカし、血行の改善が図られたことになります。
でも、これだけでは、なかなか頑固なところがありまして、それが「頭部」です。
脳内血液循環も一緒に改善しなくてはいけません。
そこで、「後頭部」または「左右咽喉部」の登場になります。
このうちのどちらかでもいいですし、1日おきに照射してもいいですが、いずれにせよ、当てなくてはいけない部位なんです☺
そうして初めて循環が良くなっていきます。
そして最後に「腹部」や「腰部」です。
足のむくみや足の痛みがある方は、「腰部」を光線照射することで下半身の血流が非常によくなります。
そして「腹部」は、免疫力を高めるにはとてもよい部位です。
腸内には免疫細胞の60~70%があると言われていますが、ここを温めることで免疫が高くなると言われていますし、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌も増えて、活性化してくれますよ。
また、便秘や下痢などのお腹の調子が悪い方は、とくに腹部+下腹部の照射がおススメです。
下腹部の照射は、整腸作用でお腹の不快な症状を解消してくれます。
ただし、下腹部の皮膚は弱いので、初めは照射時間を5分間から行ってください。

まとめ
両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・後頭部または左右咽喉部の照射は、全身の血液循環を改善する。
足のむくみや足の痛みがある方は、腰部の照射。
免疫力を高める腹部の照射。
光線療法に関してわからないことがあればいつでもお問い合わせください。
また、光線療法を試してみたい方はお気軽にお問い合わせください。

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