コウケントー光線治療の照射時間は、足し算・引き算でその日の体調で決めていい。
たんぽぽに通われている患者さんで、毎日よく歩く方がいます。
1日に1万歩を歩くのが日課だそうですが、「たんぽぽ先生、今日は5000歩くらいしか歩かなかった」と言われました。
どうしたの?って聞いたら、気分が乗らなかったそうです。
その患者さんに言いました。それでいいんですよって。
ウオーキング、ジム、水泳、エアロビクスなど、たんぽぽの患者さんは色々と運動をされている方が多い。
それらはすべて、心身を楽にするものです。
だから決して自分自身を追い込まない、負荷をかけない、余分なストレスを与えないこと。
その日の体調で適当に行うのがちょうどいい。
それで光線治療の照射時間ですが、光線を長年続けていると、30分くらいで十分って感じるときもあるし、2時間くらい当てないと満足しないって感じるときもあります。
1台で基本照射(足裏・膝・腰・腹・後頭部)を行うと、大体1時間くらいかかると思うんですが、その日その日で体調って違うもんです。
たんぽぽの患者さんには、光線照射時間に関しては、体調が良い時は引き算で30分程度で終わる、体調が悪い時は足し算で90分、2時間と当てればいいとアドバイスしています。
光線を当てている時は、目を閉じて自分の身体に意識を集中してみてください。
頭に集中、胸に集中、お腹に集中、足に集中、すると何となく調子が良い悪いがわかると思います。
何となく悪いと感じるところは足し算で、何となく良いと感じるところは引き算で当てましょう。