コウケントー光線治療の各部位に対する当て方
光線治療の本を読むと、51ヵ所の照射部位が記載されています。
これらの照射部位に正確に光線照射をしなければいけないのか、聞かれます。
実際の臨床現場では、例えば腰部に光線照射を行う場合、右側に痛みがあれば右側寄りに当てます。
腹部でも左側に違和感があれば左寄りに当てます。
臨機応変に当ててください。
集光器を使う部位は、基本的には首から上が多いです。それは集光せずに照射すると、のぼせることがあるからです。
左右咽喉部や顔面部は2号集光器を使いますが、体格や患部の範囲、症状によっては、1号集光器を使って光線照射することもあります。
また背正中部は1号集光器を使いますが、場合によって集光なしで光線照射を行います。これは、背中の症状が広くあるときなどです。
当て方、集光器の使い方などで分からないことがあれば、お気軽にメールでお問い合わせください。