コウケントー光線治療で複数の症状を良くする
T・Kさん80歳女性の方。不眠症、慢性腰痛、膝痛、めまい、耳鳴り、無気力ぎみ、食欲はあまりない。
実際にたんぽぽにお越しになられた患者さんです。
あなたならどういう光線治療をしますか。まずどれを治しますか。
生活の中心軸は、睡眠です。まず睡眠があって、次に生活があります。
睡眠という一番大切な体を創る基礎がないと、体調は整いません。
このケースでは、睡眠が出来る治療用カーボン3002-5000番を使って、両足裏部・両膝部・腹部・腰部・後頭部・左右咽喉部を照射。本人はお腹を当てると何だかホッとすると言いました。
なので左右下腹部も追加照射。
たった1回の光線治療で、その日の夜はぐっすりと眠れたようです。
気持ちがいいので、週に2回のペースで光線治療。
光線を当てた夜だけは、必ずぐっすりと眠れるようです。
季節が春になり、陽気が良くなってきたころには、光線治療は50回行っていました。
このころから、いつの間にか腰痛・膝痛は軽くなり、めまい・耳鳴りは日中なくなり、外出が増えて、昔行っていた詩吟の仲間に会うようになりました。
軸を整えながら他の部位の光線治療をすると、自律神経系が上手く働くようになり、血行が良くなり、体温も上がり、気持ちが前向きになって元気が出ます。それで、いろいろな症状、痛みが軽くなったんでしょうね。