ガン術後のリンパ浮腫に可視総合光線療法

可視総合光線療法 実践治療 報告集
発行所 一般財団法人 光線研究所
〒169-0072東京都新宿区大久保1-8-18
電話(03)3200-3276
86歳 女性

60歳のとき、子宮頸ガンと診断され、広汎子宮全摘出術
(子宮、子宮周囲の組織、膣上部を切除し摘出する手術)
と放射線治療を受けました。術後の経過はよく、定期的
に行う検査でも何も問題もありませんでした。
しかし、79歳ごろから左足全体にリンパ浮腫が出てきま
した。立っていると10分ほどで左足がジーンとして、常
に重だるい状態が1年ほど続きました。
そんなとき、以前に健康増進の目的で行った、光線治療
を思い出しました。80歳になって、光線治療がリンパ浮
腫にも効果があるかどうか尋ねてみたいと思い、光線研究所
附属診療所を受診しました。
診察時、先生のお話では、術後の後遺症であるリンパ浮腫
が軽減している症例も少なくないとのことでした。自宅で
の治療法をうかがい、根気強く続けてみようと思いました。
それからは、自宅で毎日光線治療を行いました。最初は症状
の変化はありませんでしたが、治療開始1カ月半後、毎朝
見られた浮腫が引いているのに気づきました。昼間よく歩い
て疲れると、夕方に浮腫は出ましたが、朝の症状に変化があ
ったことがうれしく、光線治療を続ければ浮腫は必ず軽くな
ると思いました。
治療開始4カ月後、左足の浮腫は軽くなり、歩行も少し楽に
なりました。それまで感じていた足の重たさやだるさも、あ
まり感じなくなりました。
浮腫の状態がよい日は、光線をさぼる日もありましたが、で
きるだけ光線治療を継続したところ、1年後には、浮腫がさ
らに減り、左足の重さをほとんど感じなくなりました。
以前から行きたかった海外旅行にも行きました。10日間の
日程を何のトラブルもなく、最後まで楽しむことができまし
た。これが自信になり、翌年にも、再び海外旅行に出かけま
した。
遺跡巡りなどでよく歩きましたが、浮腫もほとんど出ません
でした。その後、86歳の現在に至るまで、光線治療のお陰
で浮腫は安定しております。
光線治療
治療用カーボン
1000-3002番。
照射部位・時間
両足裏部・両すね部・両膝部・左下腹部各10分間照射、
後大腿部・右下腹部各5分間照射。
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