アトピー性皮膚炎の可視総合光線療法

現在、たんぽぽにはアトピー性皮膚炎の光線照射に多く来られています。
全身照射を合計60分間しますが、当てるほどに肌がきれいになっていきます。
根気がいりますが、少しずつ肌改善していきましょう。
光線研究 第596号 (転載許可済)
28歳 女性 アトピー性皮膚炎
◆症状の経過
生後間もない頃から乾燥肌で、関節の内側を中心にアトピー性皮膚炎症状があった。
18歳までステロイド剤を使用し良くなることもあったが完治しなかった。
20歳の頃より足の冷えを強く感じるようになり症状が悪化し、頚部、顔面部、頭部に症状が出てきた。
4年程非ステロイド剤で様子をみたが良くならず、就職先も接客業だったので困っていた。
アトピー性皮膚炎を治した親戚から、光線治療を紹介され、光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
治療用カーボン3001-3002番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・腰部を各10分間照射、左右肘関節部内側(1号集光器)・顔面部(1号集光器)・頸椎下部(1号集光器)を各5分間照射、左右咽喉部(2号集光器)・頭頂部(2号集光器)を各5分間照射。
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◆治療の経過
足の冷えが強いため、両足裏部の照射を30分と長めに行うこともあった。
治療初期は患部照射を行うと赤みが増したり、乾燥が強くなったりしたが、治療1ヵ月後には下半身の冷えが改善され、顔もきれいな皮膚に戻り、表情も明るくなった。
治療2年後、仕事が忙しく、寝不足が続き、光線照射もほとんどしなかったことが重なり、アトピー性皮膚炎が再発した。
定期的な光線治療を再開し、症状が落ち着いてきた。
治療4年後の現在、光線照射により皮膚の状態は良い。
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