光線研究 第561号
足裏部やふくらはぎ(腓腹筋部)は、『第二の心臓』と呼ばれています。
心臓から押し出された血液は、全身に行き渡り、再び心臓に戻りますが、下肢に流れた血液を心臓に戻すためには、重力に逆らうため、心臓だけの力では足りません。
下肢から心臓に血液を戻す静脈には、血液の逆流防止弁が付いていますが、それでも十分ではありません。
下肢の血液還流を補うには、足やふくらはぎの筋肉の動きによるポンプ作用が大切な役割をしています。
足裏やふくらはぎの筋肉の状態を良くしておくことは、心臓への血液の戻り、つまり全身の血液循環を良好にするためにとても大切です。