ひどい便秘に可視総合光線療法
可視総合光線療法 治療報告と症例集P201
50歳 女性
子どもの大学受験、家族の病気などによるストレスが重なって、下腹部全体にガスがたまり、下腹部が張って不快な思いをしていました。
しだいに便秘がひどくなってきたので、病院で検査を受けました。
「小さい子宮筋腫はあるが、閉経が近い年齢なのでとくに問題ない。更年期障害の関係もあるのではないか」と診断され、便秘薬の処方を受けました。
検査上問題ないと言われても、この不快感は大変つらいものでした。
便秘薬をしばらく服用しましたが、下腹部の張りは空腹時よりも食後に現れやすく、効果はありません。
また、以前から食後のもたれ感、強い冷え感、腰痛にも悩まされていました。
こんなとき、以前行っていた光線療法を思い出し、試しに光線療法を行ってみました。
光線照射を1週間続けたところ、ガスの出がいくらかよくなり、改善の希望が持てるようになり、効果的な光線照射を行うために、光線研究所附属診療所を受診しました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・腰部・左下腹部を各10分間、右下腹部・背正中部・後頭部を各5分間照射しました。
4台の治療器を使った光線研究所附属診療所での光線照射は、大変気持ちよいものでした。
以後、自宅で約2週間毎日光線照射を行ったところ、ガスの出がよくなり、下腹部の張り感がやわらぎ、日ごとによくなってきました。
光線照射約3週間後、下腹部の張りがずいぶん軽減してきましたが、仰向けになり、膝を立てた状態で腹部を押してみると下腹部に痛みがあり、頑固な宿便があるのがわかりました。
光線照射1ヵ月半後、食前、食後にかかわらず、ガスのたまりによる不快感がなくなり、下腹部の張りもすっかり完治しました。
また、あれほどの頑固な便秘も自然と解消しました。
多少過食しても、胃のもたれ感が現れず、気分爽快です。
また、気になっていた腰痛と冷え症も改善しました。