お問い合わせを頂きましたコウケントー光線治療の照射方法など。

お問い合わせを頂きましたコウケントー光線治療の照射方法など。

①膝部の半月板損傷で経過観察中です。光線治療で少しでも良くなりたくて当てていると段々と痛みが強くなります。大丈夫ですか。

半月板損傷、捻挫、打撲、挫傷、切り傷、火傷などの痛みはその日、または翌日から光線照射を行います。炎症を起こしている場合が多いですが、炎症が起きているのに、さらに血流を促し、損傷部の新陳代謝を高めて治りを早める目的で光線照射をするので痛みが強くなります。

経過観察中であれば、1日1回を最低1時間~3時間当てます。1週間程度続けると痛みが驚くほど和らいでいきます。

ただし以前に膝部辺りを強打して強い腫れの患者さんが見えたことがありました。この時は整形外科へ行くように指示しました。血腫(血の塊)を注射で抜いてもらうためです。その後から光線照射を1回2時間を1週間続けて治癒を促進しました。

また慢性の腰痛、膝痛などは血流が悪くなっていることがあり、光線照射を行うと血管拡張作用で血流が良くなり、しばらくは痛みが続くこともあります。そのまま毎日当て続けると痛みが楽になることが多いです。

②集光器は使いますか。

以前にもブログで書きましたが、多用します。

患部を出来るだけ長く当てたいときは有効です。

こんな方がいました。下痢が続いている中で、光線を当てると落ち着くのですが、また下痢を繰り返す。

集光器なしで当てていたらお腹全体がヒリヒリしてお風呂に入れなかったと言うんです。

おへそ回りにポイントを合わせてワセリンを塗ってから1号集光器で当てるいいですよとアドバイス。

光と熱の当たる範囲が限定されるので、長めに当てたい方は集光器を役立ててください。

癌ケアや慢性疾患などで光線治療をされている方は、患部集中の時に集光器を使って長めに当てるといいでしょう。

③寝たきりの場合には、どういうふうに当てたらいいですか。

体の向きを変えることが難しい場合は、その体位のままで当てられるところを当ててください。

足裏、足首、太ももやすねの外側、横腹、脇腹、首の横など当てられるところだけで十分です。

無理に体を動かさないようにして、いつもの体位で当てる工夫をしてみてください。

ベッドが可動式であれば、上体を起こして正面からお腹あたり、胸あたり、のどを当てられるといいですね。

電話相談が増えています。メールで日時を決めてお電話していますので、お気軽にお問い合わせください。

※有料になりますのでご了承ください。(光線治療器、カーボン購入の方は無料です。)

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