お問い合わせの乳癌術後はいつから光線療法を始めていいですか?

右乳房の全摘手術をされた方からお問い合わせを頂きました。 まだ傷口から浸出液が出るようですが、光線治療は行っても大丈夫です。 両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部の基本照射を行い、背正中部(1号集光器)・傷口の患部(2号集光器)・腋窩(2号集光器)を光線照射。 術後は、体力が奪われ、血流は悪くなり、冷えなどの症状も出ることがありますから、基本照射を十分に行い光線療法の光と熱で体をよく温めます。 光線療法の光には、体の回復を助けて、身体の機能を正常に戻す働きがありますから、術後のケアには有効です。 基本照射の治療用カーボンは1000-4008番でいいですが、傷口にはしばらく3001-3002番で対応してください。 照射時間は、各10分間でいいと思います。 腹部に光線照射をすると、お腹が減って食欲が増すこともありますから、体力の回復には持って来いだと思います(*^^*)
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