転倒した時、物にぶつかった時、またまたくしゃみをした時、色々なケースで肋骨にヒビが入ってしまうことはよくあります。
また高齢の方だけではなく、10代、20代の若者でもゴルフ骨折と言って、肋骨の疲労骨折でたんぽぽ光線を受けに来る子もいます。
当て方ですが、痛みのある部位は大体は体幹の横側なので上向きになって脇あたりを当てたいのですが、実際には上向きになると痛みが増強します。
なので、横向きになって痛みのある部位に直接照射はできないのですが、背中全体、肩甲骨間部などを集光器なしで30㎝くらい離して当てます。
1回の照射時間は40分~1時間です。
治療用カーボンは3001-5000番、3001-4008番、3005-5000番などを使います。
骨折部分の治癒促進と共に、痛みによって背中、腰、胸、場合によっては肩や首の筋肉がこわばってさらに痛みを助長しますので、筋緊張の緩和にも積極的にコウケントー光線治療を活用してください。
Y・HさんやM・Yさんはたんぽぽで背中と腰部の2か所に光線照射を2週間毎日行ったところ、痛みが早く取れただけではなく、首の痛みや肩の可動域も良くなり、M・Yさんは光線を当てていた2週間は不整脈が減り(←おまけの効果)、大変喜ばれました。