コウケントー光線治療は、出血があっても当てて大丈夫な場合があります。
生理中、切り傷による出血、血尿、血便、鼻血、今回の子宮脱はもちろん、直腸脱や膀胱脱の骨盤内蔵脱の出血にも当てて大丈夫です。
W・Tさんは3年前にも子宮脱で病院治療で保存療法を受けましたが、再発して手術を受けました。
そのあと出血や違和感があり、担当医の先生からはしばらくしたら落ち着くでしょうと定期的に通院して経過観察中です。
少しでも下腹部の状態を良くしたいとたんぽぽにご相談に見えました。
W・Tさんは、「たんぽぽ先生、光線を当てたら血行が良くなって出血がひどくなるんじゃないの?」と聞かれたので、その逆ですよと答えました。
コウケントー光線治療は、止血作用の効果があるため、出血部に対しても光線照射を行います。
横向きになって、両足裏部・両膝部・陰部・下腹部・腰部・後頭部の6か所を45分間照射。
治療用カーボンは3001-5000番を使います。
陰部はご自身の手でお尻を広げてもらいます↓
※前立腺部・肛門部も同様にご自身の手で広げます。
出血部に対するコウケントー光線治療は、1回の照射時間を40分~60分とします。
これは血液を良く集めて肉芽組織を作ることで止血するためです。
1日2回~4回程度とできるだけしっかり光線照射を行うと止血しやすくなります。
止血しても2~3か月間は毎日続けましょう。
W・Tさんは週に2回の6台光線を1か月間行って、出血はなくなり、下腹部及び陰部の違和感は消えたそうです。
現在は週1回も通院治療を継続しています。