T・Aさん56歳女性、甲状腺機能亢進症のコウケントー光線治療
T・Aさんは、長年、たんぽぽの光線治療を続けて見える方です。
5年に1度くらいの割合で、甲状腺機能亢進症が出現してしまうのですが、病院で処方された薬が合わなくて、吐き気が出るので、光線治療を当てに見えました。
場合によっては、光線治療で、甲状腺機能亢進症の症状を軽減することができることもあります。
彼女の場合は、何もしなくても疲れる、脈が速い、血圧が高い、動悸、耳鳴り、息切れ、発汗、感情が高まるなどの症状が出ているそうですが、甲状腺ホルモンは、視床下部や下垂体という、脳の部分から甲状腺に指令が出て、甲状腺ホルモンが分泌されます。
病院で処方された薬と併用しながら、光線治療で、視床下部や下垂体の血流を良くして、脳の活性化を行っていきます。
ここで注意して欲しいことは、甲状腺機能亢進症の光線治療は、光線に慣れている方であっても、様子をみながら当てることです。
もう一つは、自律神経を整える光線照射に重きを置くことです。
まずは、左右咽喉部の照射を5分間~30分間。↓
つぎに、全身(腹部をあてないこともあります)の照射を5分間~30分間。↓
甲状腺機能亢進症の光線治療を行うことによって、体の疲れ感、動悸、息切れ、脈が速い、発汗などの諸症状はスッキリする場合があります。
A・Tさんは、1回の光線治療で、諸症状が取れましたが、落ち着くまでは、しばらく、週に1回の光線治療を行っていきます。